Well-being & Education

人生をよりよく生きるための教育、生き方、考え等をつらつらと

適応障害になって思うこと

適応障害になって休んで約4ヶ月。元々持っていたうつ病もあり、予想以上に回復に時間がかかってる。

朝一番調子が悪い、薬の影響で昼眠くなる、ダメな日はほんとうにダメ、、など色々あり結構辛いなぁと感じている日々。

時間があるので余裕がある時は色々と本を読んでるが、精神疾患は、突き詰めれば「対人関係の問題」に行き着くというのは、なるほどなと思ったこと。

世の中ひとりで生きていれば、思い悩むこともない。自分ではない誰かがいて、その人達と何かをすることが社会という存在なのだから、その関係性の間には、楽しさもあれば、苦しさもあるのだ。

アドラーうつ病の克服を「対人関係に飛び込む勇気」と表現したが、対人関係療法の第一人者、水島先生によれば「相手をリスペクトする」ことが大事とのこと。

ここでいうリスペクトとは、「ああ、この人凄いなぁ」という畏敬的な念のことではなく、相手のあるがままを認めるということ。そして自分と他者は違う領域で生きてるのだと認めることだ。

例えばいつも無理難題を押し付ける上司がいれば、ああこの人も色んな事情があるのだなぁと理解することがまず第一。それを受け止めた上でその人そのものを理解しようと努め存在を認めるということ。その上で自分に考えがあればしっかりそれを「言葉」として伝えるということを通して(思い込みではなくしっかりと理解しあうということ)、お互いのリスペクトを作っていくこと。こういうことが大事なのだということ。

まだまだ自分自身は回復の途上だけれど、こういうことができるように少しずつ努力していきたい。何より今まで頑張ってきた自分をしっかり褒めてあげることが第一、丁寧に今の瞬間を生きることが第一だけれど。

しかし、これだけ休んでると社会復帰できるか超不安になる。。道のりは長いなぁ。